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弊社のこだわりの1つとして床板があります。
無垢の床板に植物性オイルでできた安全な自然塗料を塗ったものを基本仕様としています。床材は内装の雰囲気を決める1番大切な建材であり、また毎日触れるものだから何よりも健康に対してもこだわりたいと考えます。それが弊社が考える『安心できる幸せ』だからです。
一言で『フローリング』と言っても大きく3種類あります。
①無垢フローリング(写真一番左)
②3層フローリング(写真中央)
③複層フローリング(写真一番右)
です。一番の違いは断面を見ると明らかです!!
『無垢フローリング』とは1枚の木材から床板が作られていて、完全に自然素材のものです。『3層フローリング』とは表面には「突き板」と呼ばれる木を削ったものとその他の2層の木板を貼り合わせたものです。そして『複層フローリング(もっとも主流でお手頃価格)』とは表面は同じ突き板であるものの3層フローリングよりもさらに薄い板を何重にも貼り合わせたものです。
(※複層フローリングの中には表面に樹脂に木目を印刷したシートを貼ったものもあります。)
見た目だけではどれも同じにもかかわらず、なぜ弊社は『無垢フローリング』を基本とするのか。
それには意匠性だけではない大きな2つの理由があります。
1つ目は、裸足で歩いて、手で触れ、また寝転んでほっぺたで触れる機会を提供するためです。特に子供たちに本物の感触を体感して欲しいという思いがあります。天井や壁も大切ですが、やはり直接触れる床が一番です!!
2つ目の理由は、化学物質に触れる機会をできる限り少なくしてあげたいからです。無垢フローリングは3層、複層フローリングに比べ建材製造過程において接着剤を使いません!すなわち、化学物質を含まない材料なんです!!大人よりも床に近い位置にいる子供たちや家にいることが多い妊婦さんや赤ちゃんは化学物質の影響を受けやすいんです。弊社が推奨する通気断熱WB工法によって化学物質は湿気とともに壁に抜けてはいきますが、発生源そのものからできる限り少なくしてあげたいからです。
他にも無垢床は調湿機能を持っているので、梅雨時でもベタつかずサラッとしています。冬は乾燥によって縮みますが、熱伝導も低く木が持つ空気層で触れると温かく感じます。コーティング系の塗装ではなく、浸透系自然塗料を使うのも木の呼吸を妨げないためです。
木の香りは集中力を高める効果があるので、仕事や勉強をするお部屋にもピッタリ。
無垢床の良さをぜひ楽しんでください!!