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≪地震に強い家づくりに欠かせない「地中梁(ちちゅうばり)」とは?≫

≪地震に強い家づくりに欠かせない「地中梁(ちちゅうばり)」とは?≫

2025

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家づくりを考えるとき、多くの方が気にされるのが「耐震性能」です。

弊社でも最も重要視するのが耐震性能です。


間取り、デザインに注目が集まりやすい一方で、構造の中でも、基礎部分は普段は目にすることがないため、気にされない傾向にあります。

基礎の中でも、家の耐震性能を語るうえで欠かせないのが「地中梁(ちちゅうばり)」です。

今回は、住宅基礎の中でも、少しマニアッックな『地中梁』の役割やメリット、どんな家に効果的なのかを解説します。

地中梁とは?

地中梁とは、建物の基礎において、独立した基礎と基礎をつなぎ、荷重を分散させるために地中に埋設された鉄筋コンクリートの梁のことです。

家を長く安全に守るために、非常に重要な構造部となります。

地中梁のメリット(有効性)

 

1. 不同沈下の防止

地中梁は建物の重さをバランスよく地盤に伝えるため、地盤が弱かったり場所によって強度が異なる土地でも不同沈下を防ぎ、建物全体を安定させます。

 

2. 耐震性の向上

基礎同士を強固につなぐことで、地震による横揺れに対して建物全体で抵抗できます。
構造の一体性が高まり、建物のゆがみや倒壊リスクを軽減します。

 

3. 構造的な安定性の確保

独立基礎同士を結ぶ「つなぎ梁」として機能し、荷重が集中する部分や開口部などの弱点を補強。建物全体の強度を底上げします。

 

4. 床下の沈下防止

1階の床下は埋め戻し土などが柔らかく、時間とともに沈下する可能性があります。
地中梁がしっかりと床を支えることで、床面の沈下やたわみを防ぎます。

地中梁が特に有効なケース

地中梁はどの家にも有効ですが、特に次のような条件の建物で力を発揮します。

  • 地盤が軟弱・不均一な土地:不同沈下を防ぐため。

  • 荷重バランスが複雑な建物:吹き抜けや広いリビングなど、大きな空間がある設計。

  • 基礎に人通口や開口部が多い場合:基礎の強度低下を補強。

  • 重量のある建物:鉄骨造やRC造など、建物自体が重い場合。

 

 

まとめ 〜強い家づくりには「地中梁」を確認しよう〜

耐震等級3を取得するには必ずしも地中梁が必要というわけではありません。

あくまでも構造計算により必要性の有無を検討します。


しかし、現実的に構造計算により検討すると、ほぼ必須となります。

弊社では、許容応力度計算により、より詳細に構造検討をし、しっかりと地中梁の検討まで行っています。

家づくりを検討されている方は、ぜひ工務店やハウスメーカーに「地中梁を採用していますか?」と確認してみてください。
それだけでも、耐震性能にどれだけ配慮している会社なのかがわかります。

見えない部分だからこそ、しっかりとこだわりたい「地中梁」。
安心して暮らせる家づくりのために、ぜひ参考にしてみてください。

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