人が呼吸をしながら生きているように、家も呼吸するように空気を循環させてあげる。そうすることにより、人も家も健康でいられる。
そんなコンセプトの基、開発された工法が「通気断熱WB工法」WB HOUSEです。
これは長野県の元大工棟梁の寺島さんが打ち出した工法でその基本的な仕組は「2つの通気層を持つ構造」、「透湿性のある部屋」、そして、気温の変化で伸縮する形状記憶合金のバネを用いた「自動開閉する通気口」という3つの働きにより、機械や電力などの力を借りずに、夏や冬の気温の変化に自然に反応し、家の中をいつも快適な温度・湿度に調節するというものです。
これにより、家の中はいつでも綺麗な空気が循環し、現在住宅の高気密高断熱化に伴い問題にもなっているシックハウス症候群に対し有効な住宅が建てられるようになりました。
家は家族が1日の大半を過ごす場所。だから、より安心できる空間であってほしい。子供たちがアレルギーに悩むことなく健康的に育って欲しい。
そんな人たちにとって「通気断熱WB工法」は「理にかなう」より良い選択肢の一つであり澤頭建設はおすすめしています。
ビニルクロスではなく透湿性の高いクロス(紙や布)や無垢材を使用することで、建材や家具に含まれる有害な化学物資が屋外へと排出されるため、シックハウス症候群や化学物質等の過敏症に対して有効です。
湿気を通す壁により生活臭やペットの臭いも屋外に排出されるので、部屋に匂いがこもらず、部屋干しの衣類などへの臭い移りが抑えられ、洗濯物の乾きも早いです。
「自然の原理を利用した通気性の高い家」は家自体が呼吸をするので、結露やカビが発生しにくく、それにより木が腐りにくいので、建物寿命を長くできます。
通気性、透過性の高い家のため、機械に頼った換気をしなくても、室内の空気環境がキレイに保たれます。(国交省がWB工法で建てた住宅は24時間換気を実施しなくてもホルムアルデヒド濃度が安全なまでに低減すると認めています。
床下や屋根の換気口が季節に応じて開閉するため、夏(=開いているとき)は適度に空気が流れ、冬(=閉じているとき)は断熱性の高い空間を保ち、一年を通して快適に過ごせます。また、空気を循環させる補助ファンを併用すると、床と天井との温度差が少なくなり、より快適に過ごすことができます。
温度の違いで伸縮する形状記憶合金のバネにより換気口が自動開閉するため、電気を使わず省エネです。また、機械ではないため故障の心配がほとんどありません。
壁の中を空気が流れるから、
無駄な湿気も夏の熱気も家にこもりません。
湿気で木材が劣化しないから、
家はいつまでも丈夫に保つことができます。
通気口から入った空気は、
床下のひんやりした空気と混ざって壁の中を上昇します。
自然な空気の流れが、焼け込みの熱を緩和し、
無駄な湿気を一掃する仕組みです。
壁の中を空気が流れることで、
室内は熱気の影響を受けにくい快適な空間になります。
暑くなったら服を脱ぎ、寒くなったら服を着こむ。
人はそうやって季節に応じた服装をしています。
家も同じように、
季節に合わせて衣替えすることができるのです。
WB HOUSEは、各通気口に、
気温の変化で伸縮する形状記憶合金を利用しています。
気温に応じて通気口が自動的に開閉する発想により、
家も人と同じように衣替えができるのです。
形状記憶合金で通気口から冷気を遮断し、
冬の冷え込みを抑えます。
壁の中に空気の層ができて、
家の中の気密性を断熱性がアップします。
気温が低下すると各通気口は自動的に閉じて、
冷たい空気の侵入を防ぎます。
壁の中の空気を動きにくくすることで、
室内暖房の熱が逃げにくくなり断熱性がアップします。
熱の通気性とは一変、家は気密性が高い状態になります。
土壁の原理を応用し、
臭いも化学物質も湿気と一緒に壁を通過。
換気システムに頼らなくても、
深呼吸したくなる結露しない家が実現します。
室内の有害な化学物質や生活臭は、
湿気とともに透湿性の壁を透過して、屋外へ排出されます。
機械による室内換気をしなくても、
室内ホルムアルデヒド濃度を低く抑えることができます。
(厚生労働省指標値0.08ppm)
余分な湿気も抑えるので結露する心配もありません。
室内は常にクリーンな空気で保たれます。