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≪暮らしに安心できる幸せを≫ ~断熱工事について~

≪暮らしに安心できる幸せを≫ ~断熱工事について~

2019

05

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澤頭建設の家づくりへのこだわりをお伝えするブログですが、今回は『断熱』についてお伝えします。

 

断熱工事は日々に生活を快適に過ごすためには欠かす事のできない工事です。

澤頭建設では断熱工事において、

①性能

②材料

 

にこだわりを持って家づくりをしています!

 

快適に、かつ健康的に暮らすには『夏涼しく、冬暖かい家』が必要です。

 

近年では、世界的な環境問題への配慮から「省エネ」が家づくりのメインテーマであり、省エネに関する法律が頻繁に作られたり、見直しがされています。

 

家づくりにおける省エネ(断熱や住宅設備機器の効率や性能)の流れとして次のような大きな流れがあります。

 

①昭和55年基準(旧省エネ基準)

②平成4年基準(新省エネ基準)

③平成11年基準(次世代省エネ基準)

④平成25年基準(改正省エネ基準)

⑤平成28年基準(※平成25年基準とは大きな変更無し。)

 

の流れで見直しが行われてきています。

 

他にも上記の基準よりも省エネ性能の高い住宅に対して、「認定低炭素住宅」「ZEH(ゼッチ)住宅 」「BELS(ベルス)」「HEAT20(ヒート20)」等のさまざまな基準があります。※更に詳細な区分があるんです・・・。

 

日本政府は2020年に新築住宅の省エネ性能として平成28年基準の義務化を目指して、進めていました。弊社もその流れに乗り遅れないように取り組んでいましたが、先日、「義務化の見送り」が発表されて、拍子抜けしてしまいました。

政府としては、「小さな工務店では対応が難しく、現時点で想定したほど普及できていない。」という理由ですが、しっかりと内容を勉強し、取り組めば決して難しい内容ではないんです!

 

「人や地球にやさしい家づくり」を目指す澤頭建設やWB HOUSE(弊社推奨の木造新築工法)にとって、お客様に快適で健康的な生活を提供する立場として、その点を考えない、取り組まない会社は家を作っちゃダメだと思います!

 

断熱性能を測る1つの基準として『外皮平均熱貫流率(UA値)』という基準値があります。簡単に言うと、「熱の伝わり易さ=温かさや冷たさがどれだけ逃げやすいか」という基準です。

 

澤頭建設の営業エリアを例にご説明すると、平成28年度省エネ基準では『UA値=0.87以下』にすることが今の家づくりに求められる基準です。

また、最近では『ZEH基準、ZEH相当』をよく耳にすることがあると思います。

 

では、そもそも『ZEH』とは何なのか??

 

ZEHとは日本政府が義務化を目指している平成28年度省エネ基準よりも更に進んだ省エネ性能のある住宅の事です。ZEHと認定される為の1つの基準として、『UA値=0.6以下』を満たす事が求められます。

 

平成28年度省エネ基準で比較して言うならば、岐阜エリア(西濃地方だとUA値=0.87以下)に東北エリア(UA値=0.56以下)の断熱基準の家を建てるとZEHとなります。

 

少し前置きが長くなってしまいましたが、澤頭建設の断熱工事のこだわりをお伝えします!!

 

まず、性能に関しては、ZEH相当の断熱性能を満たす事を標準としています。

(敢えて「ZEH相当」としたのは、ZEH認定を受けない場合があるからです。)

国が数年先に義務化を目標としていた基準よりも更に先を見据えた基準を弊社標準とすることで、より夏涼しく、冬暖かい、付加価値のある家にします。

 

次に、材料に対するこだわりです。澤頭建設では床や壁のい断熱にはポリスチレンフォームや薄くても断熱性能の高いフェノールフォーム等のボード状断熱材を使用します。そして屋根の断熱には現場吹付け発泡ウレタン断熱を採用しています。

 

なぜ壁と屋根の断熱を変えるのか??

 

それは、屋根は形状が複雑な場合が多く、ボード状断熱だと手間が掛かり、施工ミスが発生しやすくなります。また、屋根や天井の断熱にグラスウールやロックウールを使う場合、断熱材同士が密着できず、断熱材が途切れて、そこから熱が逃げてしまう可能性があります。そのようなことが起こらないように、確実に断熱するために吹付け発砲断熱にしています!

 

(※断熱材自体が悪いのではなく、あくまでも施工ミスを無くす為に、澤頭建設の新築住宅では上記のような断熱工事を採用しています。)

 

家の中の適切な温度状況は、生活環境に大きく影響を与えます。

 

日本では家ので亡くなる人は交通事故で亡くなる人の4~5倍もいるんです!!その多くは急激なヒートショックに関連する入浴中の死亡事故です。家の断熱性能が低い事が原因で起こるものです。

 

 

『家は住む人の命と健康と財産を守るもの』

 

だからこそ、住む人の健康に影響を与える断熱工事にもこだわりを持って取り組んでいます!!

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