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皆様は何を基準に住宅ローンを選んでいますか?
令和元年度民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書によれば変動金利の割合が約60%前後、 残りは固定金利が約40%、そのうち10年固定金利が圧倒的に多く、約60%となっています。
審査項目においても近年、少しずつ変化があります。
↓は融資を行う際に考慮する項目の順位です。
平成21年では
1位:完済時年齢
2位:返済負担率
3位:借入時年齢
4位:勤続年数
5位: 年収
ちなみにこの時期の変動金利の選択割合は30%前後です!
平成30年では
1位:健康状態
2位:借入時年齢
3位:完済時年齢
4位:担保評価
5位:勤続年数
でした。
そして令和元年の調査では
1位:完済時年齢
2位:健康状態
3位:担保評価
4位:借入時年齢
5位:年収
となっています。
なぜこのような順位になったのか?今までは、年収・勤続年数・勤務先が重視され、良い会社に長く勤めていれば返済できるだろう、という考え方でしたが、最近はこの常識が変わりつつあります。
それは、昔はなかった『健康状態』というキーワードが上位にくるようになりました。
ちなみに住宅ローンには団体信用生命保険がついています。万が一、不慮の出来事で借主が亡くなってしまったときに、残された家族を守るために必要なものです。残りのローンの返済義務が無くなるので。
しかし、今は医療技術の発展にもより、昔に比べれば人は亡くなり難い状況とも言えます。なので、がん保険特約から7代疾病までさまざまな保険がオプションとしてつけられるようになっています。もちろん金利もその分上がりますが!
まぁ、☝を見れば納得ですよね。
退職金・ボーナスなども不透明な時代な中で、更に日本人の生活習慣病やガンは増え続けています。ちなみに、アレルギー関連の病気も増えています。
それだけ、貸す側にも返す側にも病気というリスクがある!という事です。
また、医療の進歩で平均寿命は伸ばされていますが、そこまで健康で働けるのか?という見方も重要です。
いくら良い勤務先でも、いくら収入があっても、健康でいる事が基本!!
今、問題になっている化学物質過敏症でも、突然、発症し職を失う可能性もあります。そうなると、返済どころじゃないですよね。癌でもその他の病気でも同じです。
いつ病気になり返済に支障をきたすか誰にも分かりません。ただでさえ人生最大の出費となる家づくり。少しでも無駄な費用が掛からないように、住宅ローンを組む時には様々なことに気を付けてほしいなと思います。
よく言われるのが、住宅ローンを借り入れする際に支払う諸費用。
これは家造りには充当されません。あくまで、住宅ローンを借りる際に付随してついてくる費用です。だから、まずこの費用をできるだけ抑え、金利を工夫し、そして返済の方法も検討し、長期的な借り入れにおけるリスクを少なくしていくことが大切です。
また、審査項目を見て分かるように、ローンを組む上で如何に健康が大切か??を理解をして頂けたと思います。
金融機関が重視するという事はそれだけ、今の現代の暮らしでは健康でいる事が難しい!という事を証明しているからだと思います。
せっかく、『いい家を建てたい!』
そう計画したいのであれば、まずは家族がずっと健康でいられる事が一番ですよね!
だからこそ、ただ家を建てればOKではなく、健康的に暮らせる環境を提案していきたいと思います!
住宅ローンの話から少し話が飛んでしまったかもしれませんが(笑)、やっぱり家づくりにお金は、プランと同じくらいとても重要です。
弊社では総合的なライフプランをもとにローンについて詳しくアドバイスできる《お金の専門家》と一緒に家づくりを進めさせて頂けますので、いつでもお気軽にご相談ください!!