日本百名山の伊吹山がデッキやお風呂からも眺められます。土地を造成する際に伐採した杉を化粧梁材や柱材として再利用したエコな住宅。化粧部材として木材をたくさん使う事で内部空間は柔らかい雰囲気になっています。外部には耐候性の高いレッドシダーを張る事でメンテナンス性を重要視するとともに、周辺環境に馴染む外観になるように配慮しました。
土地造成当時は草木が生い茂り、どの方向にどのように伊吹山が望めるのか分かりづらく、造成計画や建物配置、間取りや窓の位置や高さを決める上で、何度も現地を確認しました。また、屋根形状が特殊であるため、雨漏れしないように業者さんと打ち合わせや現場確認を繰り返しました。その分、完成時に伊吹山が望めたときのうれしさや素敵な建物への満足感はとても高く、うれしかったです。ありがとうございました。