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≪ 解説。hitotoieの断熱材 ≫

≪ 解説。hitotoieの断熱材 ≫

2024

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澤頭建設が展開する新築住宅ブランド『hitotoie(ヒトトイエ)』では、高性能住宅として、断熱材選定においてもこだわりを持って使用しています。

今回はhitotoie が使用している断熱材についてお伝えします!

 

hitotoie の標準仕様として、

 

■床断熱:フェノールフォーム ※ネオマフォーム

■壁断熱:フェノールフォーム ※ネオマフォーム

■屋根断熱:ウレタン発砲フォーム ※アクアフォーム

 

を使用しています。

 

 

【ネオマフォームの特徴】

 

1.高い断熱性能

●断熱性 :  他の断熱材と比べても非常に高い断熱性能を持ち、一般的な発泡スチロールやグラスウールよりも優れた断熱性を発揮します。

●薄型での使用可能 :  高い断熱性があるため、同じ断熱性能を得るために必要な厚みが少なくて済み、省スペースで断熱効果を確保できます。

 

2.優れた耐火性

●耐火性 :  耐火性能が高く、火災時に有害なガスが出にくいという特徴があります。また、ネオマフォームは燃えにくいため、火災時に延焼を防ぐ効果があります。

 

3.耐久性

●経年劣化が少ない : 長期間にわたって安定した断熱性能を維持できるため、断熱効果の持続性に優れています。

●耐湿性 :  湿気や水分による劣化が少ないため、結露対策にも効果的です。

 

4.防虫・防カビ性

●防虫性・防カビ性 : 害虫の発生やカビの発生を抑える特性があり、長期間清潔に使用できます。

 

5.環境配慮

●エコ性能 :  エネルギー効率を向上させることで、冷暖房のコスト削減やCO₂削減に貢献します。また、製造時の環境負荷が低く、リサイクルしやすい材料です。

 

 

 

【アクアフォームの特徴】

 

1.高い断熱性能と気密性

●断熱性 :  発泡系の特性を活かして、隙間なく密着して施工できるため、優れた断熱効果が得られます。

●気密性 :  現場で直接吹き付ける施工方法により、壁の隙間に完全に密着して気密性を高めるため、隙間風や外気の流入を抑えられます。

 

2.吸水性と透湿性

●吸水性が低い: ウレタンフォームの特性上、断熱材内部に水分が染み込みにくい性質があります。

●透湿性: 高い透湿性を持ち、湿気の調整が可能なため、結露が発生しにくく、住宅内部の湿度環境を快適に保ちやすいとされています。

 

3.長期間の性能維持

●経年劣化が少ない :  ウレタン素材の特性により、長期間にわたって高い断熱性能を維持でき、劣化しにくいため、住宅の断熱効果が持続しやすいです。

 

4.環境配慮型の発泡ガス

●ノンフロン素材 :  アクアフォームは、水をベースとした環境に優しいノンフロン発泡ガスを使用しているため、地球温暖化への影響が少なく、エコロジーな製品です。

 

5.防音効果

●防音性 :  発泡したウレタンフォームが密着することで、音の漏れや外部からの騒音を抑える効果もあり、住宅の防音性も向上します。

 

6.施工の柔軟性

●現場発泡施工 :  現場で吹き付けて施工するため、形状が複雑な部分や細かい隙間にも対応が可能です。これにより、住宅全体に均一な断熱層が作れます。

 

7.耐火性

●耐火性 :  硬質ウレタンフォーム自体は耐火性能が他の断熱材よりやや低いものの、アクアフォームは熱硬化性プラスチックなので、高温になっても液化せず、燃焼性においてJIS規格に適合した製品であるため、安全です。

 

 

 

2つの断熱材の使い分けとして、通気層確保の為に板状の断熱材を使う仕様になっているため、壁面はその中でも性能が高いネオマフォームを採用しています。

屋根に関しては、複雑な屋根形状の場合、施工難易度が高くなり、どんなに現場管理をしていても、大工さんの技術に左右されてしまうことがあります。そうすると一棟一棟に出来栄えの精度が異なってきてしまいます。品質のバラツキを避ける為の対策として、屋根断熱は現場発泡ウレタン断熱を採用しています。

 

家づくりにおいて、壁内の話は小難しくて楽しくないかも知れませんが、目に見えるところと同じかそれ以上に大切な要素だと考えています。

だからこそ、弊社の仕様(=こだわり)を理解していただいた上でご検討をしてもらえたら幸いです。

 

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