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もう今年も早いもので、あと1ヶ月でお正月ですね。それと同時に大掃除が頭をよぎる人も多いのではないでしょうか?
大掃除と言えば、簡単な棚を買ってきたりして整頓される方も見えると思います。そんな時に「説明書」って付いてきますよね。(簡単すぎるモノには無い場合もございますが)
その説明書を読んで作るのが一般的だと思います。
皆が同じモノを作れるようにするのは、当たり前の認識ですよね。
驚きですよね?
人生で1番高い買い物をするのに、作り方がバラバラで、品質に違いが出るなんて思いもしていないと思います。
10社以上の専門業社が関わる家づくりで、施工管理において、基準が決められているのは家づくり全体の約48%です。
残りの約52%以上の会社が説明書、建築業界で言う『標準施工手引書』というルール決めされたモノを使わず、家づくりをしています。
要するに、
と言うことです。それが住宅建築業界の実情です・・・。
では、そもそも標準施工手引書の目的とは?
標準施工手引書は、建設工事における施工方法や基準を明確にした文書で、施工の品質向上、安全管理、効率的な作業等のルール決めを目的としています。
・品質確保: 一貫した施工方法を示すことで、施工の品質を保つ。
・安全管理: 作業時の安全対策を明示し、事故を防ぐ。
・効率化: 効率的な作業手順を提供し、施工時間やコストの削減を図る。
・施工手順: 各工事の具体的な施工手順や方法。
・使用材料: 使用する材料の種類、特性、適切な取り扱い方法。
・安全対策: 作業中の安全管理、注意点、緊急時の対応方法。
・品質管理: 検査基準や不具合発生時の対応策。
・法令遵守: 建築関連法規や労働安全衛生法に関する情報。
・教育・研修: 新入社員や現場作業員への教育資料として使用。
・施工現場での参照: 実際の施工中に手引書を参照し、適切な作業を行う。
・品質向上: 定期的に見直し、最新の技術や法令に基づいた内容に更新する。
これを活用することで、効率的かつ安全な施工が可能になります。
では、
自社の施工基準を明確にした『澤頭建設標準施工手引書』を設け、
皆様には冒頭で不安にさせてしまい申し訳ございませんでした。
ただ、業界の実態としてこのようなことがあるということを認識していただいた方がいいと思います。
家づくりにおいて、会社選びの1つの基準として
と聞いてみるのは良い案ですので、ご参考までに。
★★★★★地域密着で創業100年以上。大垣、垂井、関ヶ原などで注文、新築戸建てなら澤頭建設へ♪住む人の健康を考えた『暮らしに安心できる幸せ』を感じられる家づくりをしています!★★★★★