
2025
02
/
18
2025
02
/
18
職人社長のものづくり工務店You tubeで、一躍有名となったWB工法。弊社も以前から取り組んでいた工法です。
日本の住宅は「高気密」が主流になった結果、接着剤などに含まれる化学物質による健康被害(シックハウス症候群)が社会問題になった結果、『24時間換気の義務化』となり、機械換気が必要になった、という変遷があります。
一方、WB工法は長野県の工務店が開発し、特許(24時間換気をしなくても、室内の化学物質濃度が基準値を下回るまで自然換気ができる、という国交省の特許です。※ウィキペディアにも掲載があります!)を持っている少し特殊な工法になります。
そんなWB工法の本題に入っていきましょう。
ダブルブレスと名の通り、家全体を二重の通気層で包み、季節に応じて(夏・冬)空気の流れを切り替える工法です。
特徴を深堀りすると、
●夏のWB
●冬のWB
●形状記憶合金
●湿気を通す壁
が挙げられます。では一つ一つ詳しく見ていきましょう。
第2通気層と呼ばれる内壁と断熱層の間の通気層を利用し、壁の中を空気が流れます。無駄な湿気も夏の熱気も家にこもりません。
また、常に木材が空気に触れる為、湿気による木材劣化がしないというメリットがあり、体感としても、梅雨のジメジメを感じにくいのが特徴です。
干した洗濯物が翌朝にはカラッとしており、嫌な匂い(家庭臭)も残っていません。それほど通気性が良い証拠です。
家の基礎に設置した通気口から入った空気が、床下の冷たい空気と混ざって、温度差による上昇気流により壁内を上昇します。
それが屋根に設置した排気口から出る仕組みです。
その空気の流れが家全体を自然に冷やしてくれる為、エアコンの使用量も減り、電気代の節約にもつながります。
夏とは反対に、冬は、気温が低下すると各通気口は自動的に閉じて、冷たい空気の侵入を防ぎます。
夏とは真逆で、空気の流れを止め、家は保温性が高い状態になります。
WB工法の家には基礎、床下、屋根に特殊な通気部材を設置し、空気の流れをコントロールします。特殊な通気部材と言っても、高額な機械装置や電気制御されるような大掛かりなものではありません!!気温の変化で開閉する形状記憶合金バネを利用し、電気代も掛からず自動開閉できる仕組みです。暑い夏は開き、寒い冬は閉じる。気温に応じて伸縮するバネの力により自動的に開閉を繰り返し、夏は涼しく・冬は暖かい家を維持してくれます。
季節ごとに快適な住環境が保たれ、エアコンの使いすぎを防止してくれます。
日本古来の自然素材を活用した家づくり。それを実現するのがWB工法です。
土壁の原理を応用し、化学物質も臭いも湿気と一緒に壁を通過します。
結露とも無縁な家です!!
高額な換気システムに頼らなくても、深呼吸したくなる家を実現します。
化学物質や臭い成分は空気中の水分とくっつきやすい性質があり、それらが含まれた湿気たちが壁を通して外へ出ていきます。
これが嫌な匂いが篭らないWB工法独自のメカニズムとなります。
ペットと一緒に暮らしている家では、獣臭がどうしても家に残ります。それが気にならないくらいになるので、WB工法の通気力は凄まじいです。
最後に、
弊社打ち合わせ室にWB工法を体験できる比較体験施設があります。
上記の内容はあくまで理論上の話でしょ!!とお思いの方はぜひ体験・体感してみてください。
これを知ったあなたはもう戻れなくなります(笑)
それぐらい、弊社が自信を持っておススメさせて頂きます!
★★★★★地域密着で創業100年以上。大垣、垂井、関ヶ原などで注文、新築戸建てなら澤頭建設へ♪住む人の健康を考えた『暮らしに安心できる幸せ』を感じられる家づくりをしています!★★★★★