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≪住宅ローンの『共有名義』はどうなの?≫

≪住宅ローンの『共有名義』はどうなの?≫

2021

07

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先日、友達から

 

『家を建てるつもりなんだけど、共有名義にするメリットってある?』

 

と質問があったので、せっかくなのでブログに上げようと思います。

 

弊社のお客様の場合、ご主人の単独名義で借りられる方が圧倒的に多いのですが、世間一般的にはよく聞く話です。

友達は夫婦共働きで、無理のない範囲で借入額を多くしたい、という思いがあり共有名義も一つの案として考えているとのことでした。

 

住宅ローンの名義を単独にするか共有にするかで、家の予算や税金、その後の生活資金にまで影響がおよびます。

 

高額なローンを長期間にわたって返済し続けるわけですから、住宅ローン控除などのメリットや共有名義にすることのリスクなど、慎重に判断する必要があります。

 

結論から言うと、

 

『借りる本人、ご夫婦次第』という(笑)

 

当たり前ですが、生活環境、生活スタイル、収入が千差万別なので、人によって違います。

とは言っても、参考としてメリット、デメリットがあるので、住宅ローンを借りる場合の参考にして頂ければと思います。

 

【メリット】

◆借入額が上がる。

2人の合算収入で借りられるため、より多く借り入れをすることが可能です。より自分の希望に近い土地、家に近づきます。

 

◆住宅ローン控除が夫婦ともに受けられる。

住宅ローン控除とはローンの年末残高の1%が所得税から13年間、控除されるものです。この控除も借入者のそれぞれに適用される為、より控除額が大きくなります。

 

◆相続税の節税効果が期待できる。

もしご夫婦のどちらか先に亡くなって、相続税が発生する場合、共有名義の場合だと、持ち分に応じた部分だけが課税対象になる為、相続税を減らす事が出来ます。

 

 

【デメリット】

◆一方の収入が減ると返済が辛くなる。

共有名義にした場合、心配なのが今後も継続して、ともに収入を得られるかという点です。特にこれから出産を控える場合は、検討が必要です。2人の収入ありきの返済計画はとても危険です。

 

◆離婚時のもめごとの原因

これは不動産を売却する際に問題になります。単独名義だと売却にも手間はかかりませんが、共有名義となると厄介になります。住宅の売却には所有者全員の合意が必要の為、どちらか片方が売却する意思がない場合は、売却できません。なお、どちらかが住み続けるとなった場合、財産贈与とみなされて、贈与税が掛かる事もあるらしいです。

 

 

住宅ローンを借りるタイミングで何が正解かを出すことはできませんし、人によって何が正解で何が大切かも違います。

大切なことは、しっかりとご自身、ご家族のライフプランを考え、無理のない返済計画のもと、納得できる内容でローンを組むことが一番です。

 

弊社では専門資格を持ったFPとの打ち合わせにより最適な資金計画をご提案させて頂きますので、いつでもお気軽にご相談ください♪

 

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