
2021
08
/
13
2021
08
/
13
家づくりをされる年代の方々は圧倒的に子育て世代の方が多いですね。
そして、ほとんどの方が住宅ローンを利用されます。
住宅ローンを借りる場合、『いくらまで借りられるんだろう?』『いくら頭金があった方が良いんだろう?』『毎月の返済はいくらにすべきだろう?』などなど、いろいろと気になる事が尽きませんが、今回は
という事についてブログを書いてみます!
結果から言うと、
です。実際に弊社のお客様は30年、35年で借りられる方が多くいます!
住宅ローンには『完済時の年齢上限』が定められていることがあり、金融機関によって70歳までに完済、71歳までに完済、75歳までに完済、という条件があります。
中には、80歳以上でもOK!!という金融機関もあります。
(さすがに、70歳過ぎていて、住宅ローンを抱えるのは不安ですが・・・。)
そして、同様に『返済期間の上限』という設定があります。
大体の金融機関が『最長35年』という返済期間が設定できます。
ほとんどのお客様が『返済額は少なくしたい!!』と言われます。
その通りだと思います。そして、そうすべきです!!
同じ借入金額でも、返済年数によって総返済額で数百万円、差が出るのが当たり前の住宅ローンですから。
なので、返済額を少なくするために『返済期間を短くしたい!』とほとんどの方が言われます。
でも本当に、短い返済期間で住宅ローンを組むのが正しいのでしょうか??
1つ、シミュレーションをしてみます♪
■条件:3,000万円/元利均等/金利1.5%/ボーナス払い無し/諸費用は含まず
月額 119,970円
25年間の総返済額 35,991,000円
月額 91,860円
35年間の総返済額 38,581,200円
です。
差額としては25年ローンの場合、
月額 28,110円高いけど、トータルでは2,590,200円も安くすみます!
これだけの条件をみると、「やっぱり返済期限は短く設定すべきじゃん!」と思いますが、気を付けなければいけないことがあります!
住宅ローンは人生とセットです。長い返済期限の中で、さまざまな環境変化(=リスク)があります。
それが上記のシミュレーションには含まれていません。
子供がもう一人増えたら?どちらかの収入が減ったら?子どもの習い事、進学で予想以上にお金が掛かったら?万が一、名義人のご主人が働けなくなったり、もしくは亡くなってしまったら・・・?などなど心配の種は尽きません。
だからこそ、住宅ローンを組む際にはリスクをしっかりと考慮した上で、借入計画を立てなければいけません。
住宅ローンは途中で返済を長くすることはなかなかできません!
しかし、返済を短くすることは誰でも可能です!!(経済的に余力があることが必要ですが。)
いろいろと我慢して25年での返済が可能だとしても、弊社ではお客様のリスクを考慮して30年、35年の計画をします。
35年返済にして、月々の返済額の差28,110円を貯蓄して、これからの人生における予想外の出費に対応できるように備えておくべきです。
その後、将来的にお金の余裕ができたタイミングで繰り上げ返済をすることがベストです!!
それこそ子育てにゆとりができたタイミング、子どもが完全に自立するまで、繰り上げ返済も待ってからでもOKです。
子育て世代の場合、家を建てるこれらかがお金が最も掛かってくる時期。返済に一杯いっぱいの生活では、何のために幸せを求めて建てた家づくりか分からなくなってしまいます(泣)
子育て世代にとって、心にゆとりある幸せな日常生活を送るためには、手持ちの現金を残しておくことが大切です。
小さなお子さんがいて家を建てる場合、子どもが自立するまでの人生において最も出費が嵩む期間に手持ちのお金を確保しておくことがリスク回避になります!!
この考え方が全ての方に当てはまるとは思いませんが、この考え方はとても日々の暮らしに安心できる幸せな生活を送る上で、とても大切な事です!
弊社では、資金計画についてさらに詳しいご提案をさせて頂きますので、いつでもお気軽にご相談ください♪
一緒に考えて、ご提案させて頂きます!!
★★★★★地域密着で創業100年以上。大垣、垂井、関ヶ原などで注文、新築戸建てなら澤頭建設へ♪
住む人の健康を考えた『暮らしに安心できる幸せ』を感じられる家づくりをしています!★★★★★