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≪ 樹脂サッシとアルミサッシのメリット・デメリットって何? ≫

≪ 樹脂サッシとアルミサッシのメリット・デメリットって何? ≫

2023

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前回のブログではLow-Eガラスについて取り上げましたが、今回はサッシ=窓についてアップしたいと思います。

 

現在、日本の住宅の窓に使用されているサッシの材質は、アルミ製、樹脂製、アルミ樹脂複合の3種類が大半を占めております。

昔はサッシ枠は木製が主流でしたが、昭和30年代からアルミ製のものが住宅用サッシに普及し、昭和50年頃には新築住宅窓のほとんどがアルミサッシとなったため、樹脂サッシが普及しつつある現在でも半数以上の住宅の窓がアルミ製となっております。

 

まず、アルミ製サッシのメリットは、木や樹脂に比べて安価であり、丈夫で軽く、加工がしやすいという点が挙げられます。また、素材自体に強度があるため、サッシの枠を細くすることができ、見た目がシャープな印象になります。

しかし、金属であるため熱を伝えやすく、居室内の環境が寒さ、暑さに影響されやすく、冬には結露が生じやすい、というデメリットがあります。

 

次に樹脂製サッシのメリットですが、サッシ全体が樹脂で構成されているため、断熱性能が高く、アルミサッシと比較して、窓(サッシ+ガラス)の性能値は約2.6倍の断熱性能となります。樹脂が熱を伝えにくく、その熱の伝わりにくさはアルミの1/1000程度とされています。

 

 

そんな樹脂サッシのデメリットは何といっても高価である所です。アルミサッシに比べておよそ2倍程度の価格差があります。また、紫外線に弱くアルミサッシに比べて劣化が早いため、変形、変色が目立ちやすい点があります。

 

最後に、アルミ樹脂複合サッシについてですが、下の図のように屋外側はアルミ素材を使用し、屋内側は樹脂素材を使用しているサッシをアルミ樹脂複合サッシと言います。

 

 

アルミ樹脂複合サッシの特徴としては、アルミの丈夫さや耐候性を持ち、室内側が樹脂素材なので断熱性能が向上し、結露が起きにくいといったそれぞれの素材の良さを併せ持っています!とても高性能なサッシですが、断熱性能の面では樹脂サッシに劣ります。

価格はアルミサッシよりも高価ですが、樹脂サッシよりも安価となります。

 

 

以上、それぞれの素材のサッシについて簡単に紹介してみましたが、新しく家を建てる時、またはリフォームする時の参考にしてみて下さい!今の窓はサッシとガラスを一体として、「窓」としての性能が決まります。なので、樹脂サッシを選択されても適切なガラスを選択しなければ窓としての十分な機能を発揮できません!

当社ではお住まいの地域や、設置箇所によって適切なサッシ・ガラスをご提案させていただきます。ご興味のある方はいつでもご連絡下さい!

 

★★★★★地域密着で創業100年以上。大垣、垂井、関ヶ原などで注文、新築戸建てなら澤頭建設へ♪住む人の健康を考えた『暮らしに安心できる幸せ』を感じられる家づくりをしています!★★★★★

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