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≪ 断熱の性能にグレードがあるって知っていますか? ≫

≪ 断熱の性能にグレードがあるって知っていますか? ≫

2023

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みなさんは家を建てる時にどんな所にこだわりますか?

 

デザイン、間取り、内装、動線、設備グレードなどなど…

こだわりは人それぞれだとは思いますが、絶対に妥協してはいけないのが

 

『断熱性能』です!

 

どんなにお洒落な家でも夏は暑くて、冬は寒い。そんな家には安心して住むことはできないですよね?

安心どころか、寒い家は健康的に良くない、という実データもあります!

そこで今回は断熱性能をテーマにしたいと思います!

 

まず今の住宅の断熱性能を評価する基準として『断熱等級』という指標があります。

 

断熱等級は住宅の断熱性能がどのくらい高いのかを数値で区別しており、1~7の7段階あり、数字が大きいほど断熱性が高いことを示しています。

断熱等級は「UA値(外皮平均熱貫流率)」と「ηAC値(夏の平均日射熱取得率)」という2つの指標で決定され、

 

◆UA値:

室内と外気の熱の出入りのしやすさを示す指標で、「UA値」が小さいほど住宅の断熱性は高まります。

 

◆ηAC値:

太陽からの日射熱の室内への入りやすさを示す指標で、「ηAC値」が小さいほど遮熱性能が高まるということです。

 

 

なお、日本各地を気候ごとに分けた「地域区分」(※下記図参照)があり、この2つの指標は地域区分ごとにその基準値も異なり、北へ行くほど厳しい数値が求められ、南へ行くほど緩くなります。

 

なお、岐阜県西濃地区にある市町村の多くは6地域に該当し、弊社がある関ケ原町は5地域となり1段階上の性能が要求されます。

 

 

さきほど、

 

断熱等級は等級1~7の7段階あります!

 

とご紹介しましたが、2022年3月までは1~4の4段階しかありませんでした。

しかし、世界的な気候変動問題への対策として「2050年カーボンニュートラル」という目標を実現するために、日本政府は省エネ住宅の建設を促進するべく法改正を行い、2022年4月に等級5、2022年10月には等級6・等級7が新設されました。

 

 

 

ここで注意しないといけないのは2025年から住宅を新築する際には、等級4以上の性能が必須となり、それ以下の性能で家を建てることが出来なくなるという点です。

さらに2030年には省エネ基準の水準が引き上げられ、断熱等級5が最低等級になる予定です。

 

では当社が建てる家の断熱等級はと言うと・・・

 

断熱等級5を超える性能

 

を標準仕様とした家づくりのご提案をしております。

 

2030年の基準を先取りして家を建てれば、その後も安心して住むことが出来ますよね!

もちろん等級6、等級7への対応も可能です!

 

しかし、中には

『でも家って、20年、30年、40年と住むものだから、2030年ってすぐ近くじゃない??』と思われる方もいるかもしれません。

 

そこで注意すべきことがあります。

 

必ずしも等級6や7が経済的にベストではない!!

 

という事です。

 

では、弊社は何を大切にしているか??弊社が大切にしているのは、

 

『費用対効果』です。

 

グレードをアップさせる追加費用に対して、実際のエアコン等に掛かる電気代の違い にどれぐらい差額があるのか??という事です。

ただ等級が高ければいい訳ではなく、家づくりは生活コスト、メンテナンスコストまで考慮したトータルコストで考える必要があるからです!!

 

弊社では実際の電気代の差額を明確にし、費用対効果が分かるようにモデル住宅でのシミュレーションデータをもとに、最も良い断熱性能のご提案をさせて頂きます!

 

また、新築住宅のみならず、既存住宅でも内窓を取り付けることで、寒さを和らげ、結露が起きにくくなるリフォームを当社では行っておりますので、お気軽にご相談下さい!

 

★★★★★地域密着で創業100年以上。大垣、垂井、関ヶ原などで注文、新築戸建てなら澤頭建設へ♪住む人の健康を考えた『暮らしに安心できる幸せ』を感じられる家づくりをしています!★★★★★

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